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【2024/05/18 18:20 】 |
[本]I LOVE YOU

「I LOVE YOU」は恋愛アンソロジー小説です。
恋愛小説は初めて読みます。
以下の6話が収録されています。

・「透明ポーラベア」 伊坂幸太郎
これが読みたくて買いました。
転勤で遠距離恋愛をすることになったカップルが、動物園で彼氏の方の姉貴の元彼に出会った話です。
50ページないにも関わらず、伊坂幸太郎さんらしい作品でした。
恋愛小説っぽくない感じはしましたが、やっぱりさすがで、良い作品だと思います。

・「魔法のボタン」 石田衣良
失恋した男が幼馴染の女の子に慰めてもらう話です。
くさい感じで恋愛小説っぽくて良かったです。

・「卒業写真」 市川拓司
スターバックスで10年ぶりぐらいに中学時代の同級生に出会った話です。
最初の方でオチが読めて、特にサプライズもなく、そのまま終わりました。
普通でした。

・「百瀬、こっちを向いて」 中田永一
もてない男が高校で三角関係に巻き込まれていく話です。
一番好きな話でした。
中田永一さんの他の小説も読みたいなと思ったんですが、そんなありませんでした。
今後に期待です。

・「突き抜けろ」 中村航
付き合い方のルールを決めたカップルの話です。
彼氏が年上の同級生と仲良くなり、刺激を受けていろいろ考えるようになります。
結果的にどういう方向に進むかは、タイトルですぐにわかりますね。
方向はわかっていても、楽しめる作品でした。

・「Sidewalk Talk」 本田孝好
離婚することにした夫婦が最後に店で食事をする話です。
ちょっとだけ男にいらつきましたw
終わりはすっきりしていて良かったです。


文章の途中で括弧を使って補足をするのって、あまり好きじゃないです。
せっかく物語に入り込んでいるのに、現実に引き戻される感じがします。
あまり気にならない使い方の場合もあるんですが、多用されると気持ちが冷めちゃいますね。
括弧なしでもわかるように、上手く文章に溶け込ませて欲しいです。
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【2009/02/06 00:39 】 | | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
[本][伊坂幸太郎]魔王

「魔王」は伊坂幸太郎さんの小説です。
「魔王」と「呼吸」の2話が収録されています。

「魔王」では、念じた言葉を相手に言わせることができる能力に気づいた安藤がその能力を使い、社会の大きな流れに立ち向かっていきます。
一方、「呼吸」では、安藤の弟である潤也が、安藤とは違ったやり方で立ち向かっていきます。

読んでまず最初に驚いたのは、話が日本の現状にそっくりだったことです。
「魔王」が最初に出版されたのは2004年12月で、「呼吸は」2005年7月です。
そのはずなのに、まるで最近書かれたのではないか?と思うほどそっくりです。

この小説では最後まで読んでも明かされない謎や疑問がいくつかあります。
なので、すっきりしない後味を感じた人は多いのではないでしょうか?
しかし、私はそれがまた好きなところでもあります。

同じものを見た時に、感じ方、考え方は人それぞれです。
そして、それらは違っていることが正しいのだと思います。

しかし、テレビやインターネット等で得られる情報に、何も考えずに影響されているだけでは違うはずのものが同じになってしまいます。

「考えろ考えろ、マクガイバー」

だから、謎や疑問、何が正しいことなのか、それは読者それぞれが考えるものなのだと思います。

「でたらめでもいいから、自分の考えを信じて、対決をしていけば、そうすりゃ、世界が変わる」

考えて、勇気を持って行動できた時、世界は変わる。
私もそう思います。


続編である「モダンタイムス」を読むのが楽しみです。
【2009/01/31 17:44 】 | | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
[本][伊坂幸太郎]死神の精度

「死神の精度」は伊坂幸太郎さんの短編小説集です。

主人公の千葉は死神です。
千葉は1週間、ターゲットの調査を行い「死」を実行するかどうか決めます。
そして、可と判断された場合、8日目に「死」は実行されます。

そんな死神、千葉が6人のターゲットと出会った話が1つずつ短編となっています。
冴えないOL、硬派なやくざ、夫が死んだ夫人、恋をしている若者、人を殺した若者、千葉を人ではないと見破った老女。
性格もバラバラなら、展開される物語もバラバラです。
どの物語にも人生にまつわる謎があり、謎を解きながら読み進めていくのが面白いです。

千葉は死神の視点から人間を客観的に見て、人間の欲深さ、浅はかさ、矛盾点等を疑問に思っています。
それは、人間が普段気にしていないようなものばかりです。
しかし、その疑問から浮かぶ質問は、様々な事柄や死についての本質をついていると思います。
そして、死神として人間に近いけれど少しずれた感覚を持っていることが、物語にリアリティを持たせているように感じました。

短編同士も少しだけ繋がっていて、相変わらず上手い構成になっています。
また、「重力ピエロ」の春が出てきていたりしました。
【2009/01/24 01:30 】 | | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
[本][伊坂幸太郎]グラスホッパー

「グラスホッパー」は伊坂幸太郎さんの小説です。
バッタですね。
この小説は、鈴木、鯨、蝉の3人が語り手で、それぞれの視点で順番に物語が進んでいきます。

鈴木は元教師で、殺された妻の復讐を果たすために「フロイライン」という会社に就職します。
フロイラインはまともな会社ではなく、薬物や臓器売買等を行っています。
妻の復讐のためとはいえ、関係のない人々に危害が及ぶことに罪悪感を感じながらも、鈴木はチャンスを待って働いています。

鯨と蝉は殺し屋です。
鯨は自殺専門の殺し屋で、自分の手で人を殺すことはしません。
蝉はナイフ使いの殺し屋で、老若男女容赦なく、仕事だから、と平然に人を殺します。

この3人が、「押し屋」と呼ばれる殺し屋を追い始めます。

3人はそれぞれ、何かに大きな影響を受けています。

鈴木は亡くなった妻の言葉。
鯨は愛読書「罪と罰」。
蝉はとある映画としじみ。

これらはもちろん物語にも大きな影響を与えていくことになります。
いつものサプライズ要素は少ないものの、何がどう影響して物語を作り上げているのか、そういった巧妙さは相変わらず上手いなと思いました。
【2009/01/19 22:27 】 | | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
[生活]2009年あけましておめでとうございます
【2009/01/03 19:16 】 | 生活 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
[御飯][本]焼き豚丼とかぼちゃの煮物とねぎ焼き
2008122801.JPG










焼き豚丼とかぼちゃの煮物とねぎ焼きを作りました。

焼き豚丼の焼き豚は買ったものです。
なので、どの焼き豚を買うかで美味しいかどうか決まりますね。

かぼちゃの煮物は前回少し味が濃かったのですが、今回はばっちりでした。
1日経つと味が均等になるらしいので、今日は味見だけです。
かぼちゃの煮物は母の好物で、明日来るのでその時に食べようと思います。

ねぎ焼きは焼き豚でねぎが余ったので作ったんですが、失敗でした。
たれがねぎに合いませんでした。
もったいないから全部食べましたけど。
失敗した料理を食べてる時って、すごく悲しい・・・w


---参考料理本---

【2008/12/28 23:30 】 | 御飯 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
[御飯][本]そぼろ丼と小松菜と油揚げの煮びたし
そぼろ丼と小松菜と油揚げの煮びたしを作りました。

2008122701.JPG








たまごが甘くておいしかったです。
鶏そぼろの匂いが少し気になりました。
お酒加えたら消えるかな?


---参考料理本---


【2008/12/27 23:02 】 | 御飯 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
[本][伊坂幸太郎]チルドレン

「チルドレン」は伊坂幸太郎さんの連作短編小説で、5つの物語が書かれています。
物語の中心人物は陣内という男で、やることなすことめちゃくちゃな人間です。
しかし、そのめちゃくちゃな行動が何故か良い方向へと導く結果になってしまうんです。

5つの物語は語り手が違います。
友達の鴨居、同僚の武藤(武藤は2回語り手になる)、最初の物語で出会った盲目の永瀬、永瀬の彼女。
この4人から見た陣内とのエピソードが語られています。

むかつくのにどこか格好よくて惹きつけられてしまう、そんな魅力が陣内にはあります。
天衣無縫な陣内に嫉妬ですw

5つの物語は時代が行ったり来たりしていて、そして少しずつ繋がるところがあって、それに気づく瞬間も楽しかったです。
また、1つ1つの物語もしっかり作られていて面白かったです。
【2008/12/26 22:22 】 | | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
[御飯][本]豚肉の生姜焼きとかぼちゃのスープ
豚肉の生姜焼きとかぼちゃのスープを作りました。

2008122501.JPG










生姜焼きは薄切りよりも生姜焼用の方が美味しいと思います。
あと下味は砂糖も加えた方がいいかもなぁ。

かぼちゃのスープは何か足りない感じがしました。
次は試しにコンソメを足してみよう。


---参考料理本---

【2008/12/25 23:36 】 | 御飯 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
[御飯][本]かぼちゃの煮物
かぼちゃの煮物を作りました。
だしが濃かったようで、少ししょっぱかったです。

かぼちゃの煮物は母の好物で、年末はこっちに遊びに来るみたいなので、その時にもう1回作ろうと思っています。

2008122401.jpg











---参考料理本---

【2008/12/25 13:44 】 | 御飯 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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