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【2025/01/30 05:39 】 |
[名言]されど天の高さ知る
好きな名言を紹介。

「井の中の蛙大海を知らず、されど天の高さ知る」

「井の中の蛙大海を知らず」は、井の中しか知らない蛙は自分の狭い見識にとらわれていて、広い世界を知らず得意になっているという意味です。

これは中国から伝わったことわざですが、日本で「されど天の高さ知る」という一文が追加されました。
他にも、「天の深さ知る」、「空の青さ知る」等とも言われています。
誰が付け加えたのかはわかっていないようです。

私はこの言葉から2つの意味を感じ取りました。

1つ目は、「特定の分野においては深い見識がある」という意味です。
広く浅くではなく、狭く深く。

2つ目は、「自分が狭い見識しか持っていないのを理解している」という意味です。
蛙は自分がある程度見識を持っていることがわかっています。
しかし、井戸の外には広い世界があることもわかっています。
つまり、「無知の知」ですね。

調べてみると、1つ目が正解みたいです。
でも、私は2つ目の方が好きです。

この言葉って昔の日本をよく表していますね。

日本は鎖国していました。
それにより、日本独自の文化が育ちました。
日本独自の文化が深く狭い見識です。

その後、日本に黒船が来航し、日本は大海を知ります。
そして、自分達が無知なことを知り、外国の見識を取り入れていくのです。


私たちはいつか井戸の外へ旅立ちます。
その時まで、そしてそれからも、天の高さや大海の存在を忘れてはいけません。
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【2008/06/01 22:58 】 | 名言 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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