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森博嗣さんのS&Mシリーズ3作目、「笑わない数学者」を読みました。 数学者、天王寺翔蔵博士が住む三ツ星館に招待された萌絵。 犀川は天王寺博士に会うため萌絵に頼み、一緒に行くことになります。 夜、三ツ星館ではパーティが開かれ、その時天王寺博士は庭にあった大きなオリオン像を消して見せます。 次の日の朝、再び現れたオリオン像の前で死体が発見されます。 更に、別の場所で死体がもう1つ・・・。 パーティ中に行われるオリオン像消失マジックですが、僕はすぐに解いてしまいました。 しかし、これは僕が凄いわけではなく、森博嗣さんがわざと解けるようにしてあったのです。 さてさて、では、何故僕がすぐに解けて、犀川は時間がかかったのか? その理由とオリオン像消失マジックの謎が解けた時、すぐに犯人がわかると思います。 天王寺博士の言葉の中に、ヒントはたくさんありますね。 もちろん、森博嗣小説がこれで終わるわけはありません。 最後に、更に面白い問題が出題されます。 その問題の答えを求めるためのヒントは、先程の読者が解けて犀川には解けなかった理由が若干関わっていたりします。 これ以上はネタバレになるのでやめときますw いやー、しかし、天王寺博士の言葉、犀川の講義は実に面白かった。 本当、思考することを止められない小説ですね。 途中で読むのを止めて、その言葉について考え始めちゃったりするので読み終わるまで時間がかかりますw 森博嗣小説は、全てを理解した上でもう1度読み直したくなりますね。 次は4作目、「詩的私的ジャック」です。 PR |
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